3号館 −旧貨幣−
更新内容: 旧500円玉が仲間入り!

最終更新日 2007年 3月13日 (完成済み)


-現在通用する旧貨幣-


穴ナシ旧5円玉

 
名称未設定
年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和23年
現在の5円玉の前のモデルです。穴が開いていない国会議事堂が描いてあるもので、年輩の方は使ったことがあるかもしれません。24年銘もありますが、こちらの方が枚数が少なく価値ありです。
2000円
250円
100円
昭和24年
23年銘の倍以上の発行枚数のため、あまり価値がありません。この年に穴あきの現在の5円玉の製造も始まっています。わずか2年だけの短命でした。
1100円
150円
40円


穴ナシ旧大型50円玉

 
年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和30年
それまで紙幣だった50円玉のデビュー貨です。穴の開いていない大型ニッケル貨です。菊の模様で、直径25mmもあります。発行枚数は6370万枚とやや少ない程度で、あまり価値がありません。
2800円
210円
120円
昭和31年
翌年は9130万枚とかなり増えました。この菊模様大型50円貨最大の発行枚数で一番価値がないです。ニッケル100%貨幣は状態の差が少ないのが特徴で、極美品は飛びぬけて価値が高くなります。
2500円
180円
100円
昭和32年
この年はかなり減って半分以下の3900万枚とかなり少ないです。価値があります。この穴ナシ50円貨を所有していても大抵30年か31年のはずで、あまり見つかりません。
3000円
360円
200円
昭和33年
穴ナシ50円貨最後の発行年号で、僅か4年の短命でした。そして、数も一番少なく僅か1800万枚です。これはかなり見つからないはずで、かなり価値があります。もし持っていたらラッキーです。
3800円
700円
400円


穴あり旧大型50円玉

 
年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和34年
この年から穴が開きました。大きさは変わらず、デザインは今の50円貨に似ています。この34年は2390万枚とかなり少ないので、希少です。多少価値があります。
2500円
550円
300円
昭和35年
この50円玉の35年は、通常現行貨の王様といわれるほど発行枚数の少ない大変希少価値の高い年号です。まず見つかりません。僅か600万枚の発行で年数も経っているので価値が高いのです。
10000円
5000円
2500円
昭和36年
この年もかなり少なく1600万枚です。大型穴あり50円貨の中では2番目に価値の高い年号です。持っているならラッキーと言えます。
3000円
1000円
500円
昭和37年
この年からはどんどん数が増えていきました。この37年は5030万枚と大幅に増えましたので、価値は少なめです。
1200円
300円
180円
昭和38年
発行枚数は5500万枚と少し増えました。37年以降はあまり価値がありません。未使用級の極上品なら、それなりの価値がつきます。
1000円
270円
150円
昭和39年
発行枚数6920万枚と、かなり増えてきました。価値はどんどん落ちていきます。未使用級の極上でもかなり価値が落ちてきます。
800円
240円
120円
昭和40年
いっきに1億枚以上の1億8930万枚です。3倍近く増えました。インフレで50円の利用機会が広まったためと思われます。
500円
160円
70円
昭和41年
大型50円玉最後の年号。発行枚数は1億7150万枚と前年とほぼ同じなのですが、翌年から新貨幣登場により、すぐに回収されたため、若干価値があります。
600円
180円
80円


鳳凰旧100円玉

 
年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和32年
それまで紙幣だった100円札に代わって、100円玉のデビュー貨です。裏はごちゃごちゃした込み入ったデザインが特徴。枚数は3000万枚で少ないです。
1500円
400円
200円
昭和33年
2倍以上増えて7000万枚となり、若干価値は低いです。ところで、この鳳凰100円貨が、50円貨と紛らわしいなどの意見が出たため(そうかな?)、僅か2年でこのデザインの100円玉は製造終了しました。
1000円
300円
170円


稲穂旧100円玉

 
年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和34年
デザインが変わりました。地金スペックは同じです。発行枚数は1億1000万枚と稲穂銀貨の中で最多の枚数です。
1200円
350円
150円
昭和35年
発行枚数は5000万枚と半分以下になりました。少し価値ありです。銀貨は流通の過程で現行の白銅100円貨より腐食しやすいので、綺麗なのを見つけるのは困難です。
1500円
450円
200円
昭和36年
発行枚数が1500万枚とかなり少なくなりました。製造開始から見事な三段落ちです。このあたりになるとかなり価値が出てきます。
1600円
700円
350円
昭和38年
発行枚数は3倍の4500万枚まで増えました。この100円玉の時代は、物価の関係もあって今ほど利用されてない存在であったことから、全体的に発行枚数は少ないです。
1500円
500円
220円
昭和39年
稲穂100円玉最少の発行枚数です。平成13年銘の現行100円玉の約802万枚に座を奪われましたが、100円玉としてはデザイン通しでも今まで最少でした。価値ありです。
1600円
600円
400円
昭和40年
一転して、大幅に増えました。この年以降は、未使用級の極上品でもガクッと価値が落ちます。6250万枚と多い方なので、価値はほとんどないです。
550円
300円
180円
昭和41年
稲穂100円玉最終年号です。翌年からは今の100円玉に。発行枚数が多く価値はないです。銀60%使用のこの100円玉は地金価格で115円相当になるそうです。今の100円玉は原価3円だそうで・・・贅沢でした。
500円
280円
160円


旧500円玉


年号
一口メモ
未使用品級
美品
並品
昭和60年
発行枚数が1億枚を切っており、若干少ないです。旧500円貨は回収がほぼ終わって、ほとんど見かけなくなりました。今から流通で集めるのはもう無理だと思います。自身あるいは知人や家族などの古い貯金箱から見つけられたら儲けものという感じになっていくことでしょう。
750円
550円
-
昭和61年
発行枚数がかなり少なく、前年の約半分となりました。昔は割りと見つかりやすかったのですが、今では困難です。
850円
600円
520円
昭和62年
旧500円玉最少の発行枚数で、その数なんと僅か277万5000枚。流通量はそれよりもはるかに少なく、見つかることはまずありません。超特年号です。
2400円
2000円
1200円
昭和64年
2ヶ月間の発行の64年銘です。50円玉と100円玉の64年は製造されなかったので、白銅貨は500円玉だけです。基本的に64年銘は価値がないのですが、500円玉には多少の価値がついています。
1600円
1200円
700円
平成4年
しばらく増えていましたが、この年は8813万枚と、1億枚を切りました。一応のチェックです。あまり見かけない年号でした。
700円
540円
-
平成8年
再び1億枚を切りました。500円玉は製造枚数があまり安定しておらず、全般的に枚数は低めでした。
最終年号は11年銘ですが、9、10、11年銘は特に価値ありません。
600円
520円
-



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